中小企業へオススメの財務会計システムとは

中小企業が利用する 財務会計システムとは 財務会計システム
中小企業が利用する 財務会計システムとは

今回は中小企業向けで利用しやすい財務会計システムのポイントなどをご紹介いたします

近年の財務会計システムでは機能面はもちろんですが、直感的な操作のしやすさなども考えられており、個人事業主や中小企業をはじめ、幅広い事業形態で採用されることが増えてきています。2019年にはクラウド会計は大幅に伸びてきており、無料ユーザーから有料課金ユーザーへの移行もとても増えています。

この記事では、そんな財務会計システムの特徴や、中小企業に導入するメリットについて解説します。

財務会計システムの特徴

クラウド型の財務会計システムの特徴についてです。クラウド型のサービスなので、OSによる制限がなく、時間や場所に縛られず自由に経理作業ができます。また、複数人での同時作業を可能とし、データはクラウド上で管理されるため、データが消失する心配もありません。

中小企業向けの財務会計システムの主な機能は、以下のとおりです。

自動取込・自動仕訳機能

銀行、クレジットカード、POSレジシステムをはじめ、Amazon、suicaなど、4000種以上のサービスと連携して、明細データの取り込みや仕訳を、自動で行ってくれる機能です。これまで、中小企業の経理作業の大半を占めていた、手入力による手間を大幅に削減し、転記によるミスを減らすことができます。

見積もり・請求・入金管理の一元化

見積書作成機能で作成したデータを、ボタンひとつで請求書に変換し、銀行口座の入金情報と紐付けてくれる機能です。各過程で作成した証票がデータとして残るので、申請・承認をスムーズに行えます。営業業務と経理業務の連携をシームレスに行えるという点で、内部統制に適した財務会計システムです。

決算書や経営レポートの作成

収益、費用、資金繰り情報などのレポートをリアルタイムで取得できる機能です。財務基盤の弱い中小企業において、自社の業績をいち早く把握し、次の手を考えることは必要不可欠です。管理画面では、グラフ等の見える化もワンクリックでできるので、データを直感的に把握して、スピーディな経営判断を行うのに役立ちます。

財務会計システムを中小企業に導入するメリット3選

中小企業に導入するメリットを、3点ご紹介します。

初心者でも経理作業をかんたんに

「財務会計システム」は、むずかしい簿記や経理の知識がなくても、ミスなくかんたんに使えるよう設計されています。操作画面がシンプルで、ヘルプ機能も充実しているため、入力操作を直感的に行うことができます。また、UI、UXを意識したデザイン性を重視しており、「かろやかシンプル」をイメージした色彩、書体、イラストの統一にこだわっています。デザインが洗練されているので、クリエイティブな職種の方におすすめしたい財務会計システムです。

アプリの併用で業務をさらに効率化

面倒な経費精算も、スマホのアプリを併用すれば、あっという間です。申請者はスマホでレシートの写真を撮影して、数項目を入力するのみ。従来のような、紙の精算書を印刷して、レシートをのり付けする手間はもう不要です。承認、差し戻し、確認などのコミュニケーションも、アプリ内で完結します。中小企業を余計な業務から開放し、本来集中すべき業務に時間を割くことが可能になります。

API連携でシステムを自社向けにアレンジ

APIとは「Application Programming Interface」の略称です。ソフトウェアやプログラムをつなぐインターフェースのことを指し、システムとシステムが相互にやり取りすることを可能にします。例えば「」では、POSレジ、eコマースなどのツールと売上データを連携し、会計処理までを自動で行ってくれます。データ連携の考え方は、ERPというかたちで大企業に導入されていましたが、コストが高く、中小企業にはなかなか手が出せないものでもあります。中小企業向けの会計システムでは、あくまでスモールビジネスに着目しており、各社のニーズに合ったツールを組み合わせるだけで、バックフィス業務を自動化できるようになっています。連携先は、4000種以上のぼるため、自分たちでカスタマイズして、より使いやすい財務会計システムを構築することが可能になります。

中小企業向けの財務会計システムが目指すのは「だれもが自由に経営できる統合型経営プラットフォーム」。中小企業の煩雑な業務をシンプルに、効率よくするための工夫が、随所に光る財務会計システムです。シンプルで使いやすい機能をもとめている方、従来の画一的なシステムにとらわれたくない方は、一度を検討してみてはいかがでしょうか。