今回は、AIが活躍するクラウド財務会計システムについて記事にしていきたいと思います。もともと、税理士・公認会計士事務所向けに業務効率アップのために開発された財務会計システム開発は1983年頃より、対象を中堅・中小企業に拡大していくことになります。また2000年代になりますと、システムのクラウド化もすすみ、多くの製品が開発されていき、今も様々なアップデートがされ現代の時代にあったシステムとして活躍しています。
クラウド財務会計システムAIの特徴
クラウド財務会計システム は、AIによる業務の高度化、改革支援をコンセプトに開発されたました。大手企業でだけでなはく、中堅・中小企業向けのクラウドERPシステムを利用しているような中小企業がより業務改善が出来るようにとAIの発展も盛んになってきました。
「仕訳」、「 AIによる監査支援」による入力作業の自動化
「AI仕訳」とは、金融機関、Posレジ、Amazonなど1000を超える外部システムと連携し、取引データの自動取り込み・自動仕訳をおこなう機能です。仕訳データはシステム内により自動でチェックされ、仕訳内容の誤りや転記漏れがないか、監査する機能も備えます。これらの機能により、中堅・中小企業の経理業務の効率化をはかり、デジタル社会への適応を支援します。また電子法改正にも対応しています。
セキュリティレベルの高さ
気になるセキュリティ部分についてですが、クラウドのプラットフォームに「Microsoft Azure」や「AWS」を採用している製品がほとんどです。Azureとは、マイクロソフト社が提供するシステム環境のことで、ISO 27018をはじめとする各種国際基準をクリアするなど、世界トップレベルのセキュリティを誇ります。AWSも同様にAmazonが提供しているクラウドのプラットホームになります。さらに各製品個々で不正アクセスの防止、暗号化通信などの対策も十分取られているので、テレワーク時にも安心して使えるのがクラウド財務会計システムです。
クラウド財務会計システムを中小企業に導入するメリット3選
クラウド財務会計システム は、AI機能の活用を主軸に、中堅・中小企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進をねらいとして開発されました。中小企業に導入することで、以下のようなメリットがあります。
運用コストの大幅削減
クラウド財務会計システム は、社内に新たにサーバーを設置する必要がなく、定期的なメンテナンスや税制改正に対応したアップデートも、全てクラウド側で自動的に行われます。そのため、サーバーの維持管理にかかるコストを大幅に削減することができ、専任のIT担当者がいない中堅・中小企業でも安心して利用することが可能です。
各企業の課題や規模に合わせたカスタマイズが可能
クラウド財務会計システム は、要件に合わせて、クラウド型のほか、オンプレミス型も選択できます。ミロク情報サービスでは、40年以上にわたり、全国1万7千社以上の会社の財務会計システムを支援してきたという経緯があります。その中で培った、オンプレミスでのノウハウや経験を活かし、各中堅・中小企業の実情に合わせた最適なシステムのカスタマイズ、提案が可能です。
全面的なサポート体制
クラウド財務会計システム の開発会社では、財務会計システムの導入から運用、アフターサービスまでをワンストップで支援する体制が整っています。具体的には、導入時の設定や操作方法の説明を、訪問またはリモートで行う「導入支援」。導入後の新しい運用方法を提案する「運用支援」。ネットワーク障害などのトラブルに対応する「各種保守サービス」などがあります。その他にも、全国で定期的に開催されている税理士会認定研修や、経理実務に直結するe-learningの提供などのスキルアッププログラム、MJS M&Aパートナーズによる会計事務所・中小企業の事業支援など、幅広いサポートツールが用意されています。
中堅・中小企業向けのクラウド財務会計システム
クラウド財務会計システム は、中堅・中小企業に支持され続け、2009年-2020年の中堅・中小企業向けに多く導入された業務システムのひとつです。今後も成長していくシステムになっていくことが予想されます。元々は税理士・公認会計士業界を中心に展開していることから、財務会計システムそのものの安全性や、40年以上の歴史の中で培ってきたノウハウに対する信頼性も担保されています。サーバーを導入することなく、低コストで運用できる財務会計システムをお探しは一度検討してみてはいかがでしょうか。