今回は、国内の財務会計システムではなく、海外の製品もきちんと国内の会計ソフトとして活用できるのかを記事にしてみます。
今回、お調べしたのはERP（Enterprise Resource Planning：総合基幹業務・財務会計システム）、CRM（Customer Relationship Management：顧客管理）、Eコマース(Electric Commerce：オンラインショップ運営)などの主要なアプリケーション機能がひとつになっており、北米をはじめとする200を超える地域、28,000を超える中堅・中小企業、大企業において導入されています。
この記事では、そんな海外製品の販売会計システムの特長や、中小企業に導入するメリットについて解説していきます
海外製品の販売会計システムの特長
海外製品の販売会計システムは、グローバル視点で成長を目指す中堅・中小企業、大企業向けに開発された財務会計システムです。主な特長として、以下の3点があります。
あらゆる情報をリアルタイムに可視化
成長途上の中小企業にとって、次第に煩雑化する各部門の情報を効率的に統制することは、喫緊の課題といえます。海外製品の販売会計システムでは、複数の部門のデータを、ダッシュボードというワークスペースを経由して、いつでも必要な時にアクセスすることができます。ダッシュボードに表示されるレポートは、会計、営業、マーケティング、在庫状況など70種類以上におよび、各中小企業の状況に合わせてカスタマイズすることも可能です。特定の業務を効率化するだけでなく、集計・分析にいたるまでひとつのシステムできるため、作業時間を必要最小限に抑えることでき、中小企業の成長を強力にサポートします。
多言語・複数通貨対応
海外製品の販売会計システムは、世界で唯一の「グローバル視点で成長を目指す中堅・中小企業、大企業向けの統合業務支援サービス」です。20言語、190種以上の通貨に対応しており、海外拠点ごとの会計規制、税法に準拠しています。財務会計システムには決算報告機能が備えられ、各地の要件に合わせた財務諸表を迅速に作成することが可能です。多言語に対応したシステムが言葉の壁を解消し、組織全体によるグローバル・ビジネスを大きく後押しします。
カスタマイズが簡単
海外製品の販売会計システムでは、標準メニューや項目名称などを自由に変更することができます。変更操作はプログラミング等の知識不要で、マウス操作のみで行えます。カスタマイズした内容はバージョンアップ時に自動で引き継がれます。各中小企業が独自に用いる業界用語・社内用語に柔軟に対応し、組織全体の意思決定プロセスを円滑にする手助けとなります。
海外製品の販売会計システムを中小企業に導入するメリット2選
海外製品の販売会計システムは、単なる財務会計システムを超えた統合型の業務管理システムです。中小企業に導入する主なメリットとして、以下の3点があります。
運用コストを削減できる
海外製品の販売会計システムは、複数のシステムに分散した機能を統合し、不必要な業務プロセスを取り除くことで、中小企業における無駄な作業を取り除き、業務を効率化します。システム統合により、これまで個別のシステムに投下していた維持費用や人件費を削減し、さらに各プロセスにおけるトレーニング費用も削減することができます。この結果、中小企業はより重要な事業に集中することができるようになり、業務品質を大きく向上させることに繋がります。
収益拡大に貢献
海外製品の販売会計システムは、財務会計システムに登録された財務データを、顧客管理システムや在庫管理システムに登録されたデータと紐付けて活用することで、中小企業にとって収益性の高い商品の把握や、需要予測、キャッシュフローの改善に役立てることができます。また、需要に即した適切な在庫数の把握にも貢献し、カスタマーサービスの品質向上、リピート顧客の増加に繋げることも可能です。複数のシステムがひとつに統合されているため、顧客からの問い合わせに対する回答も迅速化でき、受注から納品までをトータルでサポートします。
グローバルな中小企業におすすめ 海外製品の販売会計システム
海外製品の販売会計システムは、国内におけるシェア率はそこまで高くありませんが、世界的に見ると、全世界3万以上の中小企業や組織で利用されるなど、世界最大級の規模をもつ財務会計システムです。最大の特長である、財務会計システム・営業管理ツールがひとつになったパッケージシステムは、部門間を飛び越え、さらには海外拠点との垣根を取り除き、グローバル・ビジネスを強固に支援します。複数部門における情報を効率的に活用し、国際的な発展を目指す中小企業におすすめの財務会計システムです。
